【インド進出】 ココイチがインドデリーで出店を目指すことについて

2019年9月24日

引用 

カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は8日、三井物産のグループ企業と、インドに共同出資会社をつくると発表した。
2020年初めをめどに、同国の首都ニューデリー周辺での「1号店」開店をめざし、準備を進めるという。 

植民地時代インドにいたイギリスが持ち帰り、海軍の食事としてイギリスから持ち込まれた日本のカレー。

日本に住むインド人にもすでに人気があるココイチですが、カレーについてはちょっとした概念の違いがありますので、その点をまとめてみたいと思います。 

|まずカレーについて

インドではカレーとは言いません。またメニューなどにも カレーとは書きません。
実は差別的な意味が含まれてるいるため、特にイギリスの名残りがあるエリアは、カレーや、カリーという単語を受け付けません。 

ローカルでさえ、カリーとは言わずインデアンフードと総称していい直します。 

根深い理由があるゆえ軽々しく使えない単語となります。  

|ライスについて 

特に北インドではライスよりチャパティ(全粒粉のパン)が主食です。

またライスの時のカレーは特に豆カレー(豆のカレーも沢山種類がありますが、スープに近いカレーの時にライスを食べます)タイプになり、一般家庭ではイエローダル、ラジマと言った献立の時にライスを炊いて食べます。  

ライスも沢山種類がありますが、バスマティが高価で品質がいい為人気があります。

毎日ライスを食べる習慣は北インドにはありません。 

|日本のライスについて 

もしカレーライスの米を日本の米をインドで使用することになれば色々な味の違いなどが生じてきます。 

1.日本で作った米を輸出するのか 

2.現地で日本の米を作るのか 

3.インドのバスマティライスでするのか 

この3つのどれかになりますが、それぞれの特長や欠点があります。

1.日本のライスを使用   

コストが高い  

インドで炊くと日本で炊いたようにはならない。(水が硬水な為)

インド人にとってはライスとはパラパラしたもので日本のような粘着したものは好まない 

日本の米の特長である粘り気(スターチ)がもたれる為あまり好きではない人が多い 

2.現地で日本の米を作る  

政府機関で日本米を作られたりはしていますが、日本のものに比べてツヤら香りが全く違います。
もともとインドの土壌が違う為品質はかなり近くはなると思いますが粘り気は有りません。 

3.インドのバスマティライス 

ジャスミンライスの様に細長くて香りもいいですが、粘り気 がなくチャーハン向きのバラバラとしたライスになります。

|食事中にヨーグルトもでてくる 

インドではライスを食べるときプレーンのヨーグルトも食べ一緒に食べることがあります。
これは消化と、あとライスを湿らせて食べやすくする為です。
また塩味のヨーグルトも好む為ライスとはセットで出てくる事が多いです。

|食事は手で食べる

インド人のランチを見ていたり普段の食生活から分かりますが基本スプーンは、使用しません。
ホテルやレストランではたとえ用意されても直に手を使ってご飯を食べるのが一番味が美味しいと信じてる為、チャパティを手でちぎり、グレービーにつけて食べます。 

またライスの時はグレービーとライスを混ぜきっててから食べます。 

|甘いカレーはグジャラート州だけ 

甘辛いカレーを好むエリアが有ります。 

とにかく甘ったるい為好みが分かれますがグジャラート州は禁酒地域にあたりどうやら甘党のインド人が多いようです。

|唐辛子が入ってないと物足りない 

食事時に生玉ねぎをかじってたり、直接唐辛子をかじったりする為日本のカレーライスのようにスパイスが効いてないと物足りなさを感じます。

|ベジタリアンが8割

ベジタリアンも様々で、卵が食べれる、食べれない、火曜と木曜がベジタリアンと決めてる人、神様の行者が年間にたくさんありその日はノンベジの人もベジタリアンになります。 

|ベジタリアンは色々規則が厳しい  

例えば、ベジタリアンメニューがあっても、お皿が過去にノンベジのものが乗っかってなかったか、まな板はベジタリアン、ノンベジ分けてあるか、冷蔵庫も冷蔵庫もベジタリアンとノンベジが一緒に入っている事を嫌います。 

|小麦粉のとろみは苦手

グルテンフリーなど健康志向の流れと昔からの教え的な事からインド人はもたれるや、消化がわるいといって極端に小麦粉を嫌います。
日本のカレーには小麦粉が使用されている事が多く、小麦粉をなるべく使わない方がインド人にはうけると思います。

また日本のとろみはインド人にはドロドロと感じインド料理にはない食感であまり好みません。 

|牛肉は食べない 

ビーフ、バッファロー共にピンズー教は食べません。 

|豚肉は食べない

イスラム教徒は豚肉は食べません。 

 またビーフ、バッファロー肉共に大好きです。

|インド人のランチに使うコスト

日本では1000円〜1500円 

850円〜1000円として、インド人はカースト順に行くと20Rs /300Rs-500Rs/ 2000Rs-4000Rs がランチに行き使うお金です。
一番高いのは約6000円位でホテルでブッフェを頼んだりした値段でアラカルトとなるとそれ以上使う富裕層もいます。 

富裕層だけでも日本の人口を越える1億人を超える為マーケットが魅力なのは理解できると思います。 

|F&Bの抱えてる問題 

F&Bとはフード、ビバレージの略語でレストラン業界で使われる用語です。
問題とは優秀なシェフのコストが高い、引き抜いてもすぐに引き抜かれて辞めていく、なかなか育てても責任ある従業員のは育成ができない、業界自体が不安定でデリバリーにお客が移りつあるなど数えるときりが有りませんが、良質なお客様が5つ星ホテルで食事をするということがなくなってきています。 

F&Bは大手ITCや ITDCでも頭を抱えてるいる問題な為これらの様に点からインドで飲食業界の傾向がある程度分かるかと思います。

インド人でかならずヒットするお店について機会があればいつかふれたいと思います。 

インド人が日本のカレーを食べた動画です。